ジャーミー

RFS研究所

2010年02月17日 01:20

トルコ語で、大きなモスクをジャーミーと呼ぶそうです。
『陰陽師』、『神々の山嶺』などで有名な
「夢枕貘」氏の著作『シナン』で最近読みました。


アヤソフィア寺院を超えるジャーミィを建てた
建築家の生涯のお話です。

http://www.ne.jp/asahi/arc/ind/2_meisaku/44_selimiye/selimiye.htm

アヤソフィアは、神を感じさせてくれるのだけれども、
不完全だ、もっと完全なものを建築したい、と若い頃に感じ、
人がまったき神を感じられるように、さまざまな建築を経験していき、
87才のときにとうとうそれを完成するという話で、
なかなか面白かったです。

以前にもここでスーフィーSufiのことを少し書いた記憶がありますが、
メヴラーナ ジェラレッディン ルミ」の墓には一度は絶対行ってみたい、と思っています。
(内部の写真(http://heartland.geocities.jp/zae06141/konya.htm)の4枚目)


一休さんのお寺に行った話も以前書きましたが、
偉大な人のいた場所には、必ず特別な波動が残っています。
メヴラーナのお墓もそういう場所であるそうです。
真正な愛の波動ってすごいですね。
積極的に愛を選択することができるようになりたいものです。


ところで、今は、同じ「夢枕貘」氏の『東天の獅子』というのを読んでいます。
今は、「柔道の創始者、嘉納治五郎」のお話ですね。
『20世紀少年・21世紀少年』が映画にもなった
浦沢直樹氏の初期の作品『YAWARA!』の主人公のおじいちゃん、
猪熊滋悟郎のおそらくモデルなんでしょうね。
「柔の道は一日にしてならずぢゃ」。

  酒井

関連記事