アメリカにいた頃は全然知らなかったのですが、最近は、
メリークリスマスと言わなくなりつつあるとか・・・
政治的公正(ポリティカル・コレクトネス)だそうで・・・
メリークリスマスと言わずに、ハッピーホリデー。
クリスマスツリーはホリデーツリーに。
クリスマスの宿泊は、ホリデーインに。(なわけないですね)
さまざまな宗教の人が住んでいる多宗教国家ならではなんでしょうね。
今年(2010年12月24日)の
Googleのロゴは、いろいろなイラストが
飾ってあって、まったくGoogleとは読めない感じです。
(Googleのトップページは、いろいろな記念日に
いろいろなロゴに変わります。
詳しくはここ)
聖ヴァシリー教会、アクロポリス、ブッシュ ド ノエル、富士山、
万里の長城、ピェロギ、インドのダンス、サハラ砂漠、ウード、
チリペッパー、ベニスのゴンドラ、ネパール、チリのヴィンヤード、
カンガ、ロンドンの空、モロッコ製ランプ。
これが各イラストをクリックしたときにgoogleの検索キーワードとして
指定される言葉。この中でクリスマス関係は、「ブッシュ ド ノエル」と、
「ロンドンの空」だけみたいですね。
今日、
Googleのトップページを見なかった人は、なんで「ロンドンの空」?
と思われるでしょうが、このイラストは、サンタクロースがトナカイを連れて
屋根の煙突にはいろうとしている、いかにもクリスマスらしいイラスト。
というか、なんで「富士山」と「ピェロギ(「ポーランド風水ギョウザみたいなもの)」と
「カンガ(アフリカの巻布)」とか並列なの?と突っ込みたい人のほうが
多いかな?
それはさておき、クリスマスになると流れだす歌。名曲がたくさんあります。
山下達郎、マライア・キャリー、ワム!、ジョン・レノン。
「もろびとこぞりて」、「あららのはてに」。
すごく好きなのが、デビッド・ボウイとビング・クロスビーがデュエットしている、
『
リトルドラマーボーイ』。
歌詞の内容は、キリスト生誕を祝うお金のない貧しい少年が、ドラムを叩いて主にその音色を捧げたというものらしいです。
で、こっちのパートは、
ホワイト・クリスマスとかを歌っているクロスビーさん。
デビッド・ボウイは、「Peace On Earth」というその番組用に作られた美しいカウンターパート。
これが素晴らしい。
(実は、リトルドラマーボーイが嫌いだ、歌いたくない、とボウイがゴネた結果らしいですけど)
話している内容もとぼけて面白いですよ。
往年の大歌手であるビング・クロスビーのことを何も知らないボウイが、
「古い歌にもいいものがあるよ、ところで本当に古い歌を聞いたことはあるの?」と聞かれて、
「あー、ありますよ。ジョン・レノンとか・・・」
もうひとつ、大好きなのが、マイケルジャクソンがまだ子供で
ジャクソン5にいた時代の名曲。
『
ママがサンタにキッスした(I Saw Mommy Kissing Santa Claus)』
おすすめの訳詞は、こちら。
何と言っても、伸びのある気持ちの良いマイケルの歌。
素晴らしすぎます。
間違いなく聞いたことあると思いますけど、再度聞いてみてください。
酒井