マイネーム・イズ・ハーン

RFS研究所

2011年05月10日 18:12

インドでの滞在期間が長かったのに、
実は、インド映画をちゃんと見たことが一度もありません。

ちゃんと、と言うのは、海水浴場に向かう長距離バスの中で
流れていたのを何本かちら見したことはあるからです。

映画館で観客がひとつになって、
大盛り上がりに盛り上がってすごいよ、
という話しは聞いていたのですが、
なかなか勇気がありませんでした。

ところで、まったくインド映画らしからぬインド映画を見ました。

マイネーム・イズ・ハーン


リンク先を見ると、
「全米が泣いた!! 『フォレスト・ガンプ』に続く、
号泣必至のヒューマンドラマ! たった一言を伝えたくて―」
と書いてあります。

アスペルガー症候群(ダスティン・ホフマンが「レインマン」で演じてた)の主人公。
母親に、宗教の違いとかで人が違うのではなく、
その行動が人を区別する、ということを教えられ、
イスラム教が愛の宗教だと信じている主人公。

アメリカで、すてきな恋に出会って、子持ちの相手と結婚。

突然、9.11によって始まったイスラム教徒への差別。
自分が結婚したがゆえに、
イスラムの名字になったというだけで、
義理の息子をいじめで殺される。

大統領にたった一言を伝えるために彼は動き始める。
彼の純朴であるがゆえの行動はさまざまな人の心を打ち始め、
いつしか奇跡を起こしていく・・・

なかなか良かったです。

少し関連したニュースが気になりました。
http://www.nfljapan.com/headlines/21131.html
自分の感覚としては至極まっとうな意見だと思ったのですけど。
素晴らしいところも心配なところもあり、という感じですか・・・

酒井

関連記事