紫香楽へ

RFS研究所

2011年09月20日 18:34

秋の気配が感じられたのも束の間、再び蒸し暑さの戻った週末、
お気に入りの蕎麦屋を訪ねて、滋賀信楽へ。

















看板娘がお出迎え。お元気そうで何より♪

















つなぎを一切使わない、そば粉のみの手打ち十割蕎麦。
まずは、そのままで。
そして、3種類ほど用意された岩塩で。
蕎麦の甘みが、少しずつ増していくのを愉しみながら。



















濃厚な蕎麦豆腐は、期待を裏切らない美味しさ。



やさしい甘さと香り。とろとろの蕎麦ぜんざい。

















お腹がいっぱいでも、スルーできない美味しさ。
カリカリの蕎麦菓子の中は空洞なので、濃厚なおぜんざいを絡めながら♪



信楽までの道中、先日の嵐の際、しなりきれなかったのか、
直径10センチほどの枝が折れた桜。

















まだみずみずしく、樹の息づかいを感じる亀裂。
今は痛々しくとも、ここからはじまる生命も多いに違いなく。

一度根をはった場所で、どんな苦境をも受けとめ、希望を繋ぐ樹に、
「どこにでも行ける自由」は、直面する問題から逃げだすためのものではないことを改めて学ぶ。

沼田智子


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