2010年05月25日
自然

昨日(5月24日)は、すごい雨でした。
写真は、霧ではなくて雨で遠くの山がかすんでしまっているのです。
家の近くでは、大雨が降ると決まって水があふれる側溝があり
案の定、バシャバシャと水があふれ出していました。
中学の時、今思うと高校の授業のような
変わった授業をしていた国語の先生がいました。
なんというか、義務教育でない教育をする先生というか、
とにかく個性的だったS先生。
そのS先生が、大雨が降った後の授業の時に言いました。
「君たち、・・・川を見たかね?
僕は驚いたね~。龍がいたね。」
学校の近くを流れる川(名前は忘れてしまいました)を
見たかというのです。大きな川ではないのですが、
大雨が降ると、結構な勢いで濁流になって流れていました。
その様子が、「龍」のようだと。
そのひと言が、僕にはたいそうな衝撃で、それから
大雨が降ると、わざわざ川を見に行って、しばらく眺めていました。
“ザバーン!バシャーン!ドシャーン!・・・”と、いつまでたっても
水の勢いは衰えません。
「龍だね」と納得しながら、水のにおいをいっぱい嗅いで
大自然というほどのものではありませんが、
ものすごいパワーを感じていたのでした。
そんなわけで、今日は、『The Earth in the Galaxy』を
聴きながら眠ろうと思います

吉田識人