2012年09月03日
続・収穫

この土日、あちらこちらで稲刈りが始まりました。
天候不順といわれながらも、台風などの影響も少なく、
たわわに実った稲穂がたくさんの収穫をもたらしてくれるでしょう。
先日のブログで、あっという間に稲穂ができたと言いましたが、
やっぱりコメとして収穫するのは大変です。
天気や病気もそうですが、鳥、特にスズメの害は
大きいようです。
やっぱり防鳥ネットとか、ギラギラしたCDとかぶら下げたり
していますもの。
この前、スズメが稲穂を食べてるところを見ていましたが、
ハチドリみたいに空中でホバリングしながらついばむのではなく
稲穂に乗っかって、その隣の稲穂をゆっくりついばんでいるんですね

しかも、スズメはあの硬くなったコメをボリボリ食べるのではなく、
収穫期前の未熟な種子をつぶして胚乳を食べるのが好きだそうな!
他、収穫前の果物なんかをついばむ鳥たちもたくさんいるようです。
僕らが食べておいしいと感じるように、農作物や果物は
鳥たちにとっても、すごくおいしいでしょう。。。
農作物っていえば、鳥だけでなく、サルとかシカとかイノシシも
食べちゃいます。
自然に生っているどんぐりや木の実、そういう自然の恵みが
少なくなってきているから、人が作っている農作物なんかを
荒らしてしまうんでしょうか。
動物達は自然の一部。
農作物は自然の一部ではない?
人間も自然の一部?
大きな目でみると、人も動物も作物も、みんな自然の一部。
小さな目でみると、人と作物は不自然?
なかなか良い公案かもしれません。
吉田識人