2010年06月08日
ニーチェさんカッケー!
タイトルからしてお分かりかと思いますが、
前回、届いていなかった本、
「超訳 ニーチェの言葉」白取 春彦 (翻訳) 。
うんうん、とうなずいたり、おー、と感嘆したり。
哲学者であったニーチェのこんな言葉。
ささやかな声に耳を傾ける。
本質が見えてくる。
それこそが哲学。さすが・・・
あ~。
エピキュロスという哲学者についても書かれていました。
快楽主義者と高校のときに習った覚えがあったのですが、
その快楽に必要な贅沢(満足)とは・・・
快楽を追求するエピキュリアン(快楽主義者)。
なんか思ってたイメージと違いました。
誤った印象を持っていたようです。
でもとっても心地よくて満足できそう。
実に、確かに、こういう快楽、わかりますよね。
↓の藤田さん投稿の写真みたいな南国で、
パパイヤ、少しばかりのチーズ。
木陰、ここちよい風。
たまにバカなことを言って笑いあう友達。
あぁ、この、
これって「積極的に愛を選択する」の役割に通じるものがありますね。
で、最後にもう一つ。
ニーチェ△!
酒井
前回、届いていなかった本、
「超訳 ニーチェの言葉」白取 春彦 (翻訳) 。
うんうん、とうなずいたり、おー、と感嘆したり。
哲学者であったニーチェのこんな言葉。
「哲学を持つ」と一般的に言う場合、ある固まった態度や見解を持つことを意味している。しかしそれは、自分を画一化するようなものだ。
そんな哲学を持つよりも、そのつどの人生が語りかけてくるささやかな声に耳を傾けるほうがましだ。そのほうが物事や生活の本質がよく見えてくるからだ。
それこそが、哲学するということにほかならない。」
『人間的な、あまりに人間的な』
ささやかな声に耳を傾ける。
本質が見えてくる。
それこそが哲学。さすが・・・
わたしたちが読むべき本とは、次のようなものだ。
読む前と読んだ後で世界がまったくちがって見えるような本。
わたしたちをこの世の彼方へと連れさってくれる本。
読んだことでわたしたちの心が洗われてることに気づかせるような本。
新しい知恵と勇気を与えてくれる本。
愛や美について新しい知識、新しい眼を与えてくれる本。
『悦ばしき知識』
あ~。
エピキュロスという哲学者についても書かれていました。
快楽主義者と高校のときに習った覚えがあったのですが、
その快楽に必要な贅沢(満足)とは・・・
「小さな庭、そこに植わっている数本のイチジクの木。少しばかりのチーズ。三人か四人の友達」
『漂泊者とその影』
快楽を追求するエピキュリアン(快楽主義者)。
なんか思ってたイメージと違いました。
誤った印象を持っていたようです。
でもとっても心地よくて満足できそう。
実に、確かに、こういう快楽、わかりますよね。
↓の藤田さん投稿の写真みたいな南国で、
パパイヤ、少しばかりのチーズ。
木陰、ここちよい風。
たまにバカなことを言って笑いあう友達。
人生はそれほど長いものではない。夕方に死が訪れても何の不思議もない。だから、私たちが何かをなすチャンスは、いつもこの瞬間にしかないのだ。
そして、その限られた時間の中で何かをなす以上、何かから離れたり、何かをきっぱりと捨てなくてはならない。しかし、何を棄てようかと悩んだりする必要はない。懸命に行動しているうちに、不必要なものは自然と自分から離れていくからだ。あたかも、黄色くなった葉が樹木から離れさるかのようにだ。
そうしてわたしたちはさらに身軽になり、目指す高みへとますます近づいていくことになるのだ。
『悦ばしき知識』
あぁ、この、
「そうしてわたしたちはさらに身軽になり、目指す高みへとますます近づいていくことになるのだ。」
これって「積極的に愛を選択する」の役割に通じるものがありますね。
で、最後にもう一つ。
すべての良い事柄は、遠回りの道を通って、目的へと近づいていく。
『ツァラトゥストラはかく語りき』
ニーチェ△!
酒井